トップページ > 鍼灸の効果

どうして鍼灸には効果があるの?

鍼灸には大きく分けると、

  • 陰陽の調和(バランスの調整)
  • 扶正去邪(免疫力アップ)
  • 疎通経絡(めぐり力アップ)

という三つの効果があります。

 陰陽の調和(バランスの調整)

人体は正常な状況の下では、陰陽のバランスが保たれています。

それが、さまざまな要因から、
この陰陽のバランスが崩れた状態に陥った時、
人は病気になると東洋医学では考えます。

鍼灸にはこのバランスを元に戻す作用があります。

現代の研究でも、鍼灸には体の各器官や組織に対する調整作用があり、
身体の働きを正常に戻す作用があることが解明され始めています。

例を挙げると
 
大脳皮質における神経活動の、興奮と抑制に対しての調整作用
腸の蠕動運動の亢進と抑制に対しての調整作用
心律、冠状動脈の機能、末梢血管、血圧に対する調整作用


交感神経と副交感神経という自律神経のバランスの乱れにより、
多くの病気が発生しています。

鍼灸がこの自律神経に作用して、
人体の機能を正常に戻す働きをしていることが、
現代の研究で明らかになって来ています。

上記の例の調整作用も、
自律神経に対する調整作用が大きく関わっています。

 扶正去邪(免疫力アップ)

   人が病気になると、体の中ではその病気に対抗する力が働きます。
   それを、正気が邪気に対抗するというように、中国医学では説明します。

   正気が充実していれば、邪気に対抗できますし、
   正気が不足していると、邪気に負けて病気になってしまいます。

   鍼灸には、この正気を助け、邪気を除く働きがあります。

   現代の研究でも、
   鍼灸が免疫機能の増強に効果があることが明らかになってきています。

   特異的、非特異的免疫抗体の増加に対する作用や、
   また、さまざまな原因による免疫機能の異常に対して、
   鍼灸が正常に戻す作用があることがわかってきています。

   抗菌・抗ウイルス作用、抗アレルギー作用、抗癌作用など、
   現代医薬に比べると、その作用力は小さいですが、
   人体に対する侵襲性の小ささから考えると、
   もっと積極的に取り入れられても良いのではないでしょうか。

 疎通経絡(めぐり力アップ)

   東洋医学で言う経絡とは、
   体の外と内をつなぐネットワークのような存在です。

   この経絡に気と血が滞りなく巡ることにより、
   体の生理機能が正常に維持されるのであると中国医学では考えます。

   この気血の循環に障害が起こると、痛みが発生します。

   鍼灸には、この気血の循環を正常にする働きがあります。

   現代の研究でも、鍼灸は脳血管、冠状動脈、内臓血管、末梢血管の機能に対する
   調整作用が証明されてきています。

   また、血流の増加により発痛物質を押し流すことでの鎮痛作用や、
   鍼灸刺激が末梢神経から中枢神経に至る過程で起こる、
   上行性抑制系、下行性抑制系などの鎮痛作用の
   メカニズムも明らかになってきています。



   ※鍼灸には、この三大作用が備わっているために効果があるのですが、
    それぞれが独立したものではなく、密接に関わり合って、
    鍼灸の効果として発揮されるのです。



お問い合わせ