鍼灸治療は、鍼（はり）と灸（きゅう）を使って体表にあるツボに刺激をして、体内に反応を起こして体の状態を整えていくことで、表面に現れているさまざまな症状を改善させていく治療法です。

一般的には髪の毛ほどの太さの鍼を使うので、比較的痛みも感じにくいですが、それでも時と場合によっては痛みを感じることがあります。

また鍼の響きと言われる独特の感覚（ズーン、ズシン、ギュー）といった、専門用語では深部痛感という痛みを感じることもあり、全く痛くないとは言えないものです。

しかし、大成堂であつかう鍼は【てい鍼】という刺さない鍼です。

刺さないので痛みを感じることは100%なく、鍼に興味はあるけれど怖いと考えられている方にとても好評です。

ただ、刺さないので、「何やっているのかわからない」というデメリットもあります。

お灸は直接肌に載せて火傷をさせる【直接灸】と、直接肌には載せない【間接灸】があります。

大成堂では基本的にお灸はせず、セルフケアとして【間接灸】をやってもらう指導をしてます。

東洋医学では「気」「血」「水」が体の中をめぐっていて、何かの原因で「詰まり」が発生することで「気」「血」「水」がめぐらなくなってしまうことによって体にさまざまな問題が起こると考えます。

「気」「血」「水」の中で、「気」がめぐるためのエネルギーとなっています。
鍼灸は「詰まり」を解消して「気」をめぐらせる働きがあり、これによって「血」と「水」もめぐるようになります。

西洋医学的には「気」とは神経伝達とかんがえても良いでしょう。

鍼灸によって神経に刺激が入ることで、自律神経も整いますし、血流も高まり、リンパの流れも良くなります。

また、大成堂で使う刺さない鍼は皮膚への刺激になりますが、皮膚と脳は発生学的に同じ由来になるので非常に近い関係なので、脳への働きかけが刺す鍼よりも効果的と言えます。

脳、自律神経、血流、リンパの流れ、これらが鍼灸の刺激によって整うことで効果が出るのです。

刺す鍼の場合、時に痛みを感じてしまうこともあります。
しかし、大成堂で使用するのは「てい鍼」という刺さない鍼です。
刺さないので当然ですが100%痛みを感じません。

刺さない鍼を使うので100%感染の心配が無いことも、大成堂で鍼治療をうけるメリットとなります。

はい、問題なく受けていただくことができます。

実際にお身体をみないとはっきりとは言えません。
目安としては、多くの方が最初は週一回で通われています。

当院で行う「刺さない鍼」は、中国の鍼の名人に学んだ技術と、ハーバード大学で教えている日本の鍼の名人に教わった方法を組み合わせ、そこに気功の要素を加えて作られたオリジナルのものです。大成堂でしかうけることができないものとなっています。

ゆったりとした格好で、肘上膝上まで軽くまくれる様な服装でお越しください。着替える必要はありませんが、スカートなどで来院された方には短パンをご用意しています。

2回目から使用可能となっています。

当院では完全予約制となっておりますので、必ずご予約をお願いしております。

一人で大人しく待っていられるお子さんでしたら大丈夫です。