29歳 女性 伊勢崎市
肩こり、首こり、背中の張り
5年ほど前に、パソコンでのデスクワークをするようになり、そのころより首肩こり、顎関節症が出てくるようになる。
外国の職場で働いていて、会社で雇用していた香港人のマッサージ師に週に一回揉んでもらっていて良くなっていた。
日本に帰って来てからは、たまにマッサージを受ける程度だった。
昨年、首肩が痛くなったので整形外科に受診すると、ストレートネックと診断される。
しかし、ストレートネックの小冊子をもらって、ストレッチをするようにと言われるだけで、何も治療等は受けなかった。
その後、整体に2回ほど行ったけど、特に症状は変わらなかった。
朝1時間、姿勢矯正ベルトを着用している。
視力0.2。
お酒好き。
冷え症。
生理不順があって、PCOSと診断されている。
お腹を診ると、瘀血、免疫、卵巣、肝臓の反応点にサインが出ていました。
また首の免疫ポイント、椎骨動脈のポイントにもサインが出ていました。
そこで、瘀血を取り除き、肝の状態を良くするためのツボを使用し、併せて、首のサインが出ているポイントを緩めるために、免疫や椎骨動脈のためのツボも使用しました。
週に一回のペースで治療スタート。
初回治療で10→5程度に首肩こりの症状は軽減しました。
3回の治療で、背中の張りはかなり楽になりました。
そして、6回の治療で、首、肩、背中はほとんど問題ない状態になり、一旦治療を終了。
この患者さんは鍼灸を受けるのがはじめてだったので、最初治療を受ける時に非常に緊張していました。
しかし、微細な刺激によるほぼ無痛の鍼灸を受けて、あっけに取られていました。
また、とても反応の良い方で、少しのツボへの刺激で劇的に体がゆるむので、とても不思議がって面白がって治療を受けていました。
ストレートネックというと、首の骨(頸椎)が本来持っている生理的湾曲とよばれるカーブがなくなってしまい、首がまっすぐになってしまう状態のことをいいます。
このため、首の骨(頸椎)そのものの問題と勘違いしてしまう方も少なくありません。
しかし問題となるのは、首の骨(頸椎)を支える筋肉です。
ストレートネックというのは、首の骨が結果的にまっすぐなっているだけなので、首の骨を矯正しないと治らないというものではありません。
特に、首のこりなどがあって、その原因がストレートネックだから・・・という場合は、首の骨周りの筋肉をしっかりを緩めれば、首こり自体は解消されてしまいます。
首をバキボキする必要はないのです。
腰のヘルニアが・・・とか、
頸椎、腰椎の変形が・・・とか、
レントゲンやMRIで目に見えるところにしか、整形外科は着目できません。
ですが、レントゲンやMRIではキャッチできない、筋肉の悪い状態が痛みやこりの原因になっていることが非常に多いのです。
ぜひこのことを頭の片隅にとどめておいてください。
大成堂中医針灸院
院長 藤田 勇
脳の反射を利用した刺さない鍼を用いて、
病院で検査や治療を受けても解消しない体の悩みに
どうしていいのかわからない人たちを治療。
大学病院(日本医科大学・自治医科大学)で
計10年以上鍼灸外来を担当。
鍼灸臨床歴20年、のべ19,000人以上を治療。
刺す鍼から、刺さない鍼へ
刺さない鍼は、ハーバード大学で認められた鍼灸治療スタイルと、
中国でレジェンドと呼ばれる老師達に学んだテクニックを組み合わせ、
日本で多くの先生達から学んだ知識と技術、
解剖学、生理学、心理学といった西洋医学の知識、
さらに20年の臨床現場での経験を組み合わせて熟成させた、
大成堂オリジナルの技術。
(昼休み13:30~15:00は電話がつながりませんので、LINEかメールをご利用ください)