43歳 女性 群馬県 前橋市
主訴
右太もも外側の痛み
症状
セラピストでリラクゼーションをしている。
四ヶ月前、職場で立っている時に、右太ももの外側に痛みを感じるようになる。
年末のことで、お店も忙しく激務だった。
その一週間後に整形外科を受診すると、筋力低下があるといわれリハビリをした。
またMRIを撮り、筋肉と骨の間の炎症だと言われ、鎮痛剤・ロキソニンと胃薬が処方された。
仕事で中腰をしている時に痛みを感じ、仕事が忙しかった翌朝は、打撲のような痛みに悩まされている。
年に1、2回ぎっくり腰になる。
子宮筋腫がある。
治療
週一回のペースで治療をスタート。
血のめぐりの悪さによる瘀血を取り除く治療、
右大腿外側の痛みを起こしている大腿筋膜張筋を緩める治療、
右梨状筋、中殿筋、小殿筋を緩める治療をおこなっていった。
経過
一回目の治療で、右大腿外側の痛みは、10→3~4程度になるが、数日後に7程度まで戻ってしまった。
二回目の治療で、日常生活では気にならない程度になった。
すでに瘀血の反応は消えているので、瘀血の治療は無しにした。
五回の治療で10→2程度となり、押すと痛みを感じる程度になったため、二週に一回に、そしてすぐに月一の治療間隔に広げる。
月一ペースで一年間の治療をおこない、右大腿外側の痛みは問題ない状態になる。
この治療過程で、寝違えになって首の治療をしたこともあった。
臀部の筋肉と子宮筋腫
この患者さんの右大腿外側の痛みは、大腿筋膜張筋という筋肉に問題がおこり痛みが出ている状態でした。
これは、セラピストの仕事で、リラクゼーションマッサージをする姿勢が関係しています。
ただ大腿筋膜張筋のみの問題ではなく、股関節を支える中、小殿筋や梨状筋の過緊張がその原因と考えられます。
この患者さんは子宮筋腫を持っていました。
臀部の筋肉は骨盤内の血流との関係が深く、例えば不妊症などでは、臀部の筋肉を緩めることが重要な治療の一環となります。
子宮筋腫の原因としても、大腿筋膜張筋の痛みの原因としても、臀部の諸筋群の過緊張が関与していることがうかがえました。

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