群馬県伊勢崎市 大成堂中医針灸院 院長
藤田勇です
冷え性の原因にはいろいろありますが、血のめぐりの悪さが根本の問題となります。
東洋医学では、血のめぐりが悪くて淀んだ状態を瘀血といいます。
血がドロドロになっている状態ですね。
この瘀血の状態になってしまうのには、いろいろな原因があるのですが、その中で、今回取り上げたいのは赤血球の糖化です。
甘い物や炭水化物などの食べ過ぎで、血糖値の高い状態が続いていると、赤血球の成分であるヘモグロビンが糖化してしまいます。
そうすると赤血球の粘着性が高まり、血液のめぐりが悪くなってしまうのです。
そしてそれが冷え性はもとより
頭痛
肩こり
疲れ
肌のくすみ
基礎代謝低下
免疫力低下など
さまざまな体の不調につながってきます。
冷え性にはお灸が良いのですが、お灸で改善しにくいケースがあります。
それは血液の糖化が原因だと考えられますので、先に、その改善が必要となります。
糖化を防ぐには、どうすればよいのでしょう?
それは・・・
糖化予防六か条!
・揚げ物や乳製品、肉など高カロリーのものは糖化を促進します。
・まずは野菜から食べて、急激な血糖血の上昇を抑えます。
・糖質・カロリーの高いアルコールは避けましょう
・よく噛んでゆっくり食べてましょう。
・糖化した食べ物は控えましょう(炒める、焼くなど高温での調理により食物は糖化します)。
・毎日の適度な運動で、血糖やエネルギーを消費しましょう。
血糖値の急上昇を防いで、めぐり力をアップさせましょう!
追伸:
糖質はその後、終末糖化産物(AGE)に変化します。
AGEは老化の原因物質と言われています。
AGEの段階になってしまうと、それを除去する必要が出てきてしまいます。
AGE除去に効果的な方法があるのですが・・・
大成堂中医針灸院
院長 藤田 勇
脳の反射を利用した刺さない鍼を用いて、
病院で検査や治療を受けても解消しない体の悩みに
どうしていいのかわからない人たちを治療。
大学病院(日本医科大学・自治医科大学)で
計10年以上鍼灸外来を担当。
鍼灸臨床歴20年、のべ19,000人以上を治療。
刺す鍼から、刺さない鍼へ
刺さない鍼は、ハーバード大学で認められた鍼灸治療スタイルと、
中国でレジェンドと呼ばれる老師達に学んだテクニックを組み合わせ、
日本で多くの先生達から学んだ知識と技術、
解剖学、生理学、心理学といった西洋医学の知識、
さらに20年の臨床現場での経験を組み合わせて熟成させた、
大成堂オリジナルの技術。
(昼休み13:30~15:00は電話がつながりませんので、LINEかメールをご利用ください)