27歳 女性 群馬県 渋川市
首肩こり 頭痛
一年半前に出産。
一年前に、添え乳をして横になっていたら、右首を痛めた。
その前から右首は凝ったりすることが多かった。
リラクゼーションの仕事をしていて、右の親指を使い過ぎて、母指球筋が疲れてくると、右首の凝りが強くなることが良くあった。
20代のになった頃から頭痛はあった。
首の状態が悪くなると、頭痛も強くなる。
先月離婚をした。
諸事情により、まだ分かれたご主人と同居しているため、いろいろとストレスが強い。
小学校高学年の時に、横断歩道を渡っていて、左から車に轢かれたことがある。
19歳の時に、単身事故。ガードレールにぶつかって胸を打ち、1週間くらい痛みが続いた。
父、父方の祖母も糖尿病。
母方の祖父が肺がん。母の弟も前立腺がん。
以前、近所の鍼灸院で治療を受けた時、すごくほぐれたのだが、帰りの車で気分が悪くなり、しばらく横になっていたという経験がある。
二週間に一回のペースで治療をスタート。
瘀血、免疫弱体、副腎疲労、椎骨脳底動脈不全、そしてなにより糖代謝の異常がみられ、それを改善する治療をおこなった。
使用したツボは、中封 尺沢 曲池 陰陵泉 太白 崑崙 etc
一回目の治療後、首肩の凝りは10→2程度になった。
かなり楽で、良い状態。
二回目の治療後、二回ほど頭痛薬を飲んだ。
三回目の治療後、寝不足になると目が疲れ、頭も重くなる。
雪かきをして、首、腰、腕が筋肉痛。
四回の治療で、首肩の凝りは落ち着いているので、一旦治療を休止。
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その後、半年間一ヶ月に一回来院。
糖質制限をして一ヶ月ぐらい。
右首、腕、左腰、左臀部が凝っている。
足のむくみがある。
首のこりがぶり返し。
など、その時々でいろいろな訴えがあり、その都度対処していった。
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その後も、思い出した時に来院し、数ヶ月は二、三週に一回来院し、また休止ということを繰り返していった。
最終的には、家庭の事情で来院が困難になり、治療ストップとなった。
この患者さんは、父方に糖尿病を患っている人が多数います。
こういう場合、この患者さんも糖代謝が弱い体質を受け継いでいる可能性が強いと考えられます。
実際、糖代謝異常のサインが出ていました。
糖代謝異常があると、筋肉のコンディションが悪くなり、トラブルが起こりやすくなります。
この患者さんは、右首、腰、臀部の筋肉にトラブルが起こりやすい状態でした。
毎回の治療後はとても楽になり、しばらくは良い状態が続きますが、家庭の事情もあり定期的な継続治療が出来にくく、また調子が悪くなると来院して治療をするということを繰り返していました。
リラクゼーションのセラピストとして仕事をしていて、お客さんの筋肉の凝りを頑張ってほぐしていることで、自分の筋肉が凝ってしまうということを繰り返していました。
同僚や、関連店の鍼灸師などに凝った筋肉をほぐしてもらってもあまり効果がなく、一度鍼灸で気分が悪くなってしまうこともありました。
しかし、大成堂の治療では、直後効果も良く、長続きするので、凝りがひどくなると来院することを繰り返していました。
もう少し、集中して継続治療ができていたらと残念に思うケースでした。
大成堂中医針灸院
院長 藤田 勇
脳の反射を利用した刺さない鍼を用いて、
病院で検査や治療を受けても解消しない体の悩みに
どうしていいのかわからない人たちを治療。
大学病院(日本医科大学・自治医科大学)で
計10年以上鍼灸外来を担当。
鍼灸臨床歴20年、のべ19,000人以上を治療。
刺す鍼から、刺さない鍼へ
刺さない鍼は、ハーバード大学で認められた鍼灸治療スタイルと、
中国でレジェンドと呼ばれる老師達に学んだテクニックを組み合わせ、
日本で多くの先生達から学んだ知識と技術、
解剖学、生理学、心理学といった西洋医学の知識、
さらに20年の臨床現場での経験を組み合わせて熟成させた、
大成堂オリジナルの技術。
(昼休み13:30~15:00は電話がつながりませんので、LINEかメールをご利用ください)