木・火・土・金・水
陰陽五行から言うと、「春」は「木」の季節です。
風・寒・暑・湿・燥・火
六つの自然界に存在する邪気の中で、「風」は「木」と関係があります。
肝・心・脾・肺・腎
東洋医学の五臓六腑の考えでは、
「木」と関係のある「肝」が、
「木」の季節である「春」に、
「木」の邪気「風」の影響を受けます。
そうすることで、体の中で「風」が巻き起こり、めまいが起こると考えます。
大成堂では、めまいの患者さんが多いのですが、ずっと良い状態で経過していたのに、ここ最近調子を悪くする方が比較的多く見受けられます。
まさに「木」の季節に、「風」に「肝」が乱されているわけです。
「肝」は情緒の安定とも関係があります。
「春先に変な人が多くなる」なんて耳にしたことがありませんか?
これ、東洋医学的にはバッチリ説明がつくわけです。
「肝」の乱れを正常にして、めまいを鎮めたい場合、薬膳だと菊の花、桑の葉、セロリ、トマトあたりがおススメ。
もちろん鍼灸もおススメです!
大成堂中医針灸院
院長 藤田 勇
脳の反射を利用した刺さない鍼を用いて、
病院で検査や治療を受けても解消しない体の悩みに
どうしていいのかわからない人たちを治療。
大学病院(日本医科大学・自治医科大学)で
計10年以上鍼灸外来を担当。
鍼灸臨床歴20年、のべ19,000人以上を治療。
刺す鍼から、刺さない鍼へ
刺さない鍼は、ハーバード大学で認められた鍼灸治療スタイルと、
中国でレジェンドと呼ばれる老師達に学んだテクニックを組み合わせ、
日本で多くの先生達から学んだ知識と技術、
解剖学、生理学、心理学といった西洋医学の知識、
さらに20年の臨床現場での経験を組み合わせて熟成させた、
大成堂オリジナルの技術。
(昼休み13:30~15:00は電話がつながりませんので、LINEかメールをご利用ください)