「耳鼻科では異常なし。でも耳鳴りは続く…」
そんな状態が何年も続いていませんか?
耳鳴りは、音がしているわけではないのに“聞こえてしまう”現象であり、医学的にも原因が特定されにくい厄介な症状のひとつです。特に更年期に差し掛かる50代女性に多く見られ、自律神経やホルモンバランスの乱れが深く関係していると考えられています。
このピラー記事では、群馬県伊勢崎市の大成堂中医針灸院が、耳鳴りの背景にある東洋医学的な視点をもとに、5つの観点からわかりやすく解説していきます。
耳鳴りで最初に訪れるのは多くの方が耳鼻科です。ところが、検査では「異常なし」と言われてしまい、「この音は気のせい?」「どこに相談すればいいの?」と悩む方も少なくありません。
実はこの耳鳴り、更年期に入った女性によく見られる「自律神経の乱れ」や「五臓(肝・腎・心)のバランスの崩れ」が関係しているケースが非常に多いのです。
東洋医学では、耳鳴りを“耳だけの病気”ではなく、“体全体の巡りの乱れのサイン”と捉えます。特に「腎」は加齢、「肝」はストレス、「心」は精神的な不安と密接に関わっており、これらが複合的に影響して耳鳴りが起こっていると考えます。
自律神経の不安定さ、更年期による体質の変化が絡んだ耳鳴りにこそ、西洋医学だけではなく東洋医学の視点が役立つのです。
耳鳴りと一言で言っても、「キーンと高音が鳴る」「ジーッというノイズが続く」「脈と同じリズムで響く」など、音の感じ方には個人差があります。
東洋医学では、耳鳴りの種類によって体質や臓器の状態が異なると考えます。具体的には次の3タイプです。
それぞれのタイプには特有の身体的・精神的特徴があり、セルフチェックによって自分のタイプを知ることが、改善の第一歩になります。
当院では、これらを簡単にチェックできる診断チャートもご用意しています。まずは自分の耳鳴りが、どのタイプなのかを知ることから始めましょう。
「薬だけでは治らない」「病院では対処法がない」と悩む方のために、東洋医学の考え方を取り入れたセルフケアをご紹介します。
これらはすぐに実践できるうえ、副作用もありません。耳鳴りと前向きに付き合っていくための「自分でできるケア」として、まずは一歩踏み出してみてください。
耳鳴りを悪化させる原因のひとつが、乱れた生活習慣です。特に更年期の女性は、体のバランスが揺らぎやすく、自律神経の働きに影響を受けやすい時期です。
東洋医学では、夜は「陰の時間」、朝は「陽の時間」と捉え、1日のリズムを整えることが耳鳴りの改善にもつながると考えます。
また、カフェインや糖質過多も耳鳴りを悪化させる原因になるため注意が必要です。生活習慣を整えることは、耳鳴りだけでなく、心身の安定全般に効果を発揮します。
「耳鼻科では異常なし」と言われたあと、次にどう動くかで未来が変わります。西洋医学と東洋医学、それぞれの治療法の違いを理解しておくことが大切です。
大成堂中医針灸院では、刺さない鍼を用いたやさしい治療を行っており、耳鳴りの種類や体質に応じて個別に対応。患者さんの声として「音が小さくなった」「不安が減った」という報告も多数寄せられています。
症状に合った選択肢を知り、あなた自身に合う“本当の治療”を見つけていくことが、耳鳴り改善の鍵です。
この記事を通して、耳鳴りに関する5つの視点をお届けしました。
どれも「今すぐにできること」から「本質的な改善」までを網羅した内容です。
もし、長年の耳鳴りにお悩みで「何から始めたらいいかわからない」という方は、まずは無料カウンセリングやセルフチェックからお気軽にご相談ください。
大成堂中医針灸院
院長 藤田 勇
脳の反射を利用した刺さない鍼を用いて、
病院で検査や治療を受けても解消しない体の悩みに
どうしていいのかわからない人たちを治療。
大学病院(日本医科大学・自治医科大学)で
計10年以上鍼灸外来を担当。
鍼灸臨床歴20年、のべ19,000人以上を治療。
刺す鍼から、刺さない鍼へ
刺さない鍼は、ハーバード大学で認められた鍼灸治療スタイルと、
中国でレジェンドと呼ばれる老師達に学んだテクニックを組み合わせ、
日本で多くの先生達から学んだ知識と技術、
解剖学、生理学、心理学といった西洋医学の知識、
さらに20年の臨床現場での経験を組み合わせて熟成させた、
大成堂オリジナルの技術。
(昼休み13:30~15:00は電話がつながりませんので、LINEかメールをご利用ください)