「お腹が空くのに、食べると気持ち悪くなる」
「ほんの少ししか食べていないのに、お腹が張って苦しい」
「食べられない日が続き、体重がどんどん減っていく…」
そんなつらい状態が続いている方、あなたは決して一人ではありません。
機能性ディスペプシア(FD)の症状によって食べることができなくなり、体が弱っていく。
同時に「このまま戻れなくなったらどうしよう」という強い不安が押し寄せてくる――。
それは、心身ともに非常につらい状況です。
この記事では、なぜ機能性ディスペプシアで体重が減少し、不安感が強くなるのか。
そして群馬県伊勢崎市の当院が、どのように「心と体の両面から回復」を支えているのかを詳しく解説します。
機能性ディスペプシア(Functional Dyspepsia)は、以下のような症状が3ヶ月以上慢性的に続くにもかかわらず、病院の検査では明確な異常が見つからない胃の不調のことです。
これらの症状が原因で、食事量が大幅に減り、体重が急激に落ちてしまう方が少なくありません。
機能性ディスペプシアの患者さんが体重減少に陥る最大の原因は、
「食べる=また気持ち悪くなるかもしれない」という恐怖心です。
このように、心理的ストレスが胃腸の働きをさらに悪化させる悪循環が起こりやすくなります。
そしてエネルギーや栄養が不足することで、筋肉量・脂肪量が落ち、目に見えて体が痩せていきます。
体が細くなっていくことで、さらに「このまま治らないのでは」という不安感が強まり、
心まで弱ってしまうことがよくあるのです。
「病院では異常なしと言われた」
「ストレスのせいでしょう、とだけ言われて終わった」
そんな経験をして、「気にしすぎているだけかも」と自分を責めていませんか?
いいえ、違います。
機能性ディスペプシアはれっきとした“心身症”であり、
ストレス・感情・自律神経・胃腸機能が複雑に関与する医学的に認められた症状です。
あなたが感じているつらさは、確かに“存在している苦しみ”です。
自律神経は、呼吸・血流・消化・免疫など、生命維持に欠かせない働きを調整する神経です。
このバランスが崩れることで、消化不良・胃腸の緊張・食欲不振・睡眠障害などを引き起こします。
結果として、食事量減少・体重減少・不安の悪化
このような“身体的悪循環”が、機能性ディスペプシアを慢性化させているのです。
当院では、西洋医学と東洋医学の両面から「根本的な回復」を目指し、以下のようなアプローチを実践しています。
自律神経の乱れをやさしく整えるために、当院では刺さない鍼を用いた治療を行っています。
機能性ディスペプシアは、単なる胃腸の不調ではなく、「体質と心の傾向」が関係しています。
舌診・脈診などを通して、その方に合った施術と生活アドバイスをご提案します。
「またつらくなるかも…」という不安を乗り越えるには、小さな成功体験を重ねることが大切です。
これは、“心の胃腸”に効くセルフケアでもあります。
▲【動画で解説】食べられない原因は「心と体の誤作動」かもしれません
機能性ディスペプシアによる体重減少や不安は、心身ともに大きな負担です。
しかし、「もうダメだ」と思ったときこそ、回復への扉が開くタイミングかもしれません。
あなたは決して「弱い」のではありません。
真面目で頑張りすぎてしまう性格が、知らず知らずのうちに心と体を追い込んでしまっただけ。
私たちは、そんなあなたの「最後のよりどころ」でありたいと考えています。
体質・自律神経・ストレスケアに強い東洋医学の力で、
あなたの“回復力”を引き出すお手伝いをいたします。
大成堂中医針灸院
院長 藤田 勇
脳の反射を利用した刺さない鍼を用いて、
病院で検査や治療を受けても解消しない体の悩みに
どうしていいのかわからない人たちを治療。
大学病院(日本医科大学・自治医科大学)で
計10年以上鍼灸外来を担当。
鍼灸臨床歴20年、のべ19,000人以上を治療。
刺す鍼から、刺さない鍼へ
刺さない鍼は、ハーバード大学で認められた鍼灸治療スタイルと、
中国でレジェンドと呼ばれる老師達に学んだテクニックを組み合わせ、
日本で多くの先生達から学んだ知識と技術、
解剖学、生理学、心理学といった西洋医学の知識、
さらに20年の臨床現場での経験を組み合わせて熟成させた、
大成堂オリジナルの技術。
(昼休み13:30~15:00は電話がつながりませんので、LINEかメールをご利用ください)