群馬県 伊勢崎市の鍼灸院
大成堂中医針灸院 院長の藤田勇です。
大成堂では一病息災の話をよくします。
これは、
致命傷でない軽度の病気や症状を持っていることにより、自分のカラダの声に耳を傾けるようになるため、結果的に長生きをしやすくなるということなのですがこの話をすると、皆さん納得されます。
カラダの声を聴くことは、とても重要なことです。
ずっとカラダからの声に耳を傾けずにいたため、最後、大きな悲鳴を発したものが病気になってしまうからです。
野口整体の創始者、野口 晴哉(はるちか)氏のことを知っていますか?
彼はたくさんの著書を残していますが、その中の一つに風邪の効用という本があります。
ちょくちょく軽い風邪を引くことが、カラダをリセットしてくれるという内容です。
風邪にはそういった効用があるから、すぐに薬にたよってはいけないとあります。一病息災に通じる内容です。
しかも、その風邪という病そのものにも、メリットがあるという話です。
基本的に、病気はカラダから発せられる声として、私たちにいろいろな気づきを与える役目を持っていますが、それだけでなく、カラダそのものに対する意味があります。
例えば下痢です。
下痢はカラダにとって摂取してはいけないものが、消化器に入った時に、それを積極的に体外に出そうとする症状です。
それを知っていれば、簡単に下痢止めを使うことの問題点もわかります。
風邪で発熱したとき、それは体内のウイルスの活動を抑えるために、体温が上がっているわけですから、簡単に解熱剤を使うのも問題だということが分かります。
更に、野口氏の言葉を借りれば、あらゆる風邪薬が、風邪を引くことのメリットを享受するためには必要がないことになります。
私自身、風邪を引いて西洋薬を飲むことは無く、基本はお灸で対処します。
飲むとしても葛根湯や天津感冒片などの漢方薬です。
この世の中に溢れている薬の中で、本当に必要な薬がどれほどあるのか、しっかりと見極める必要があるのかもしれません。
あなたも風邪を引いたら、お灸をしつつ、カラダの声を聴き、このことについて考えてみませんか?
大成堂中医針灸院
院長 藤田 勇
脳の反射を利用した刺さない鍼を用いて、
病院で検査や治療を受けても解消しない体の悩みに
どうしていいのかわからない人たちを治療。
大学病院(日本医科大学・自治医科大学)で
計10年以上鍼灸外来を担当。
鍼灸臨床歴20年、のべ19,000人以上を治療。
刺す鍼から、刺さない鍼へ
刺さない鍼は、ハーバード大学で認められた鍼灸治療スタイルと、
中国でレジェンドと呼ばれる老師達に学んだテクニックを組み合わせ、
日本で多くの先生達から学んだ知識と技術、
解剖学、生理学、心理学といった西洋医学の知識、
さらに20年の臨床現場での経験を組み合わせて熟成させた、
大成堂オリジナルの技術。
(昼休み13:30~15:00は電話がつながりませんので、LINEかメールをご利用ください)