喉の奥の違和感、まとわりつくような痰、鼻の奥から流れ落ちてくる後鼻漏(こうびろう)。そして、身体のだるさや気分の落ち込みといった自律神経の乱れ…。
上咽頭炎(じょういんとうえん)のつらい症状に悩まされ、耳鼻科でのBスポット療法を受けてもなかなか改善しないとお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「もう何をしても無駄なのか」と諦めそうになる気持ち、よくわかります。
しかし、諦める必要はありません。実は、ご自宅でできるセルフケアの中にも、つらい症状を和らげ、回復をサポートしてくれる方法がたくさんあるんです。
この記事では、上咽頭炎の症状を少しでも楽にするための具体的なセルフケア方法を詳しくご紹介します。今日からできることを始めて、上咽頭炎に負けない身体を目指しましょう。
上咽頭炎の症状は、日常生活の質を大きく低下させます。常に喉の不快感があることで、集中力が続かなかったり、夜なかなか眠れなかったり、精神的にも疲弊してしまうことがあります。
医療機関での治療はもちろん大切ですが、ご自身の身体に向き合い、日々の生活の中でできるセルフケアを取り入れることは、症状の改善を促し、再発予防にも繋がります。
「長引く上咽頭炎のつらい症状…その原因、ご存知ですか?喉の不調と自律神経の乱れの関係」でもお伝えしたように、上咽頭炎は単なる局所の炎症に留まらないことも多いため、全身のバランスを整えるセルフケアが有効になることもあります。
今からご紹介するセルフケアは、特別な器具が必要なく、手軽に始められるものばかりです。ぜひ、ご自身の症状に合わせて、できることから試してみてください。
上咽頭炎の症状の根本には「炎症」があります。まずは、この炎症を少しでも和らげるための基本的なケアから始めましょう。
喉や鼻の奥の炎症を直接洗い流す「うがい」と「鼻うがい」は、セルフケアの基本中の基本です。
乾燥は上咽頭の粘膜にとって大敵です。粘膜が乾燥すると、バリア機能が低下し、炎症が悪化しやすくなります。
上咽頭に炎症が起こっている状態なので、いかに炎症反応を速やかに全うさせるかが、炎症を収束させるポイントになります。
そのためには上咽頭への血流を高めることが一番すべきことになります。上咽頭の血流を高めるためのセルフケアも実践してみましょう。
上咽頭炎が長引く背景には、必ず自律神経の乱れが潜んでいます。自律神経のバランスを整えることは、全身の免疫力を高め、炎症の回復を促す上で非常に重要です。
心身のリラックスは、副交感神経を優位にし、自律神経のバランスを整えるのに役立ちます。
適度な運動は、ストレス解消になり、自律神経のバランスを整える効果が期待できます。
上咽頭炎の症状が長引くと、気持ちが落ち込みやすくなるのは当然のことです。またその心の状態が上咽頭炎を拗らせます。心のケアも、セルフケアの重要な一部です。
セルフケアは症状の緩和や体質改善に役立ちますが、いくつかの注意点と限界があります。
今回のセルフケアを実践しても症状が改善しない、あるいは一時的に良くなってもまたすぐにぶり返してしまう、という場合は、専門家による根本的な治療が必要なサインかもしれません。
上咽頭炎の背景には、体質的な問題や、自律神経の深刻な乱れなど、セルフケアだけでは対応しきれない要因が潜んでいることがあります。
そのような場合は、鍼灸治療など、身体全体のバランスを整える東洋医学的なアプローチが有効な選択肢となる可能性があります。
長引く上咽頭炎のつらい症状、もう一人で抱え込まないでください。群馬県伊勢崎市の大成堂中医針灸院では、Bスポット療法では改善しなかった上咽頭炎に対し、東洋医学に基づいた根本的な鍼灸治療で多くの方の症状改善をサポートしています。
当院の上咽頭炎治療について、さらに詳しい情報(患者様の事例、施術内容、料金など)は、以下の専門ページでご確認いただけます。
まずは一度、お気軽にご相談ください。
大成堂中医針灸院
院長 藤田 勇
脳の反射を利用した刺さない鍼を用いて、
病院で検査や治療を受けても解消しない体の悩みに
どうしていいのかわからない人たちを治療。
大学病院(日本医科大学・自治医科大学)で
計10年以上鍼灸外来を担当。
鍼灸臨床歴20年、のべ19,000人以上を治療。
刺す鍼から、刺さない鍼へ
刺さない鍼は、ハーバード大学で認められた鍼灸治療スタイルと、
中国でレジェンドと呼ばれる老師達に学んだテクニックを組み合わせ、
日本で多くの先生達から学んだ知識と技術、
解剖学、生理学、心理学といった西洋医学の知識、
さらに20年の臨床現場での経験を組み合わせて熟成させた、
大成堂オリジナルの技術。
(昼休み13:30~15:00は電話がつながりませんので、LINEかメールをご利用ください)