一ヶ月前から大成堂に通われている49歳の女性。
子宮腺筋症と診断されています。
初診時、生理に関係なくおへそが腫れて、下腹部痛がずっと続いている状態でした。
基礎体温は、高温期がなく、生理も2ヶ月前に少量出血して以来ありません。
子宮腺筋症は、子宮内膜症と同じで、子宮内膜に似た組織が、内膜以外にできてしまう疾患です。
卵巣内にできるとチョコレート膿腫になり、子宮筋層内できるものが子宮腺筋症となります。
この病態は、東洋医学的にみると瘀血になります。
そこで、女性ホルモンバランス療法の瘀血治療を中心に、骨盤内血流矯正などを使い、血のめぐりを良くする治療を行いました。
二回目の時には、おへその腫れも下腹部痛も無くなり、四回目の治療をした次の日には、痛みもなく、ほぼ正常な生理が来たとのことでした。
痛みの原因の瘀血を取り除くことで、血のめぐりも良くなったため、また生理も来たのだと考えられます。
今までも、瘀血治療をすることで、治療直後や次の日に生理が来ることを何度も経験しています。
瘀血治療は、それほど強力な治療なのです。
大成堂中医針灸院
院長 藤田 勇
脳の反射を利用した刺さない鍼を用いて、
病院で検査や治療を受けても解消しない体の悩みに
どうしていいのかわからない人たちを治療。
大学病院(日本医科大学・自治医科大学)で
計10年以上鍼灸外来を担当。
鍼灸臨床歴20年、のべ19,000人以上を治療。
刺す鍼から、刺さない鍼へ
刺さない鍼は、ハーバード大学で認められた鍼灸治療スタイルと、
中国でレジェンドと呼ばれる老師達に学んだテクニックを組み合わせ、
日本で多くの先生達から学んだ知識と技術、
解剖学、生理学、心理学といった西洋医学の知識、
さらに20年の臨床現場での経験を組み合わせて熟成させた、
大成堂オリジナルの技術。
(昼休み13:30~15:00は電話がつながりませんので、LINEかメールをご利用ください)