一ヶ月前から大成堂に通われている49歳の女性。

子宮腺筋症と診断されています。

 

 

初診時、生理に関係なくおへそが腫れて、下腹部痛がずっと続いている状態でした。

 

基礎体温は、高温期がなく、生理も2ヶ月前に少量出血して以来ありません。

 

子宮腺筋症は、子宮内膜症と同じで、子宮内膜に似た組織が、内膜以外にできてしまう疾患です。

 

卵巣内にできるとチョコレート膿腫になり、子宮筋層内できるものが子宮腺筋症となります。

この病態は、東洋医学的にみると瘀血になります。

 

そこで、女性ホルモンバランス療法の瘀血治療を中心に、骨盤内血流矯正などを使い、血のめぐりを良くする治療を行いました。

 

二回目の時には、おへその腫れも下腹部痛も無くなり、四回目の治療をした次の日には、痛みもなく、ほぼ正常な生理が来たとのことでした。

 

痛みの原因の瘀血を取り除くことで、血のめぐりも良くなったため、また生理も来たのだと考えられます。

 

今までも、瘀血治療をすることで、治療直後や次の日に生理が来ることを何度も経験しています。

 

瘀血治療は、それほど強力な治療なのです。

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