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【改善事例】胃カメラで食道にバレット粘膜の疑いある異物が見つかった60代歯科医師の男性

患者

65歳 男性 群馬県 前橋市

初診

平成21年3月

主訴

自覚症状はないが、胃カメラの検診でバレット粘膜の疑いが見つかったので、次の検査までに免疫力を高めたい。

症状

10日前に病院で胃カメラの検査を受けたところ、食道に異物が見つかった。

バレット粘膜の疑いで、1ヶ月後に結果が出ることになっている。

本来バレット粘膜は胃に近いところにできやすいのだが、喉頭近くに発見されている。

以前、妻の父が癌になり、刺絡療法で癌が小さくなり、その後放射線療法をして完治したことがある。

このため、今回は症状に対してではなく、免疫力を上げたいと考えての受診。

夜間尿1、2回。今のところ前立腺の異常はない。

お酒はビール350ml缶1or2本。焼酎少々。 ※今は控えている。

睡眠時無呼吸症候群。

半年前より疲れると嗄声が出る。

治療

月に二~四回のペースで治療。

瘀血の問題、免疫強化に対する治療を中心におこなった。

使用したツボは、中封 尺沢 曲池 照海 足三里 天牖 大椎 etc

経過

一ヶ月後バレット粘膜と検査結果が出る。一年後に再検査を受けることに。

その後、一年間同様の治療を継続した。

途中途中で、目の症状や膝の不調に対して治療も加えていった。

一年後の検査では、バレット粘膜が消失。

更に半年間、念のために治療を継続し、問題ない事を確認し治療を終了。

治療のふりかえり

バレット粘膜(バレット食道)は、逆流性食道炎が原因で発生すると考えられている前ガン状態の病変で、ガン化するリスクが高いと言われています。

この患者さんは、親戚が東洋医学の手段でガンを縮小させたことを知っていたため、発見されたバレット粘膜がガン化するのを予防するために鍼灸を求めてきました。

歯科医師でありながら、東洋医学に対する考えは柔軟で、まじめに通院をされていました。

一年経ったところで再検査をしたところ、バレット粘膜が消失していました。

基本的に発生したバレット粘膜が消失することは無いので、病院でも騒ぎになったとのことでした。

更に半年経ち、更に検査をしたときにも問題ない状態だったため、略治として治療を終了しました。

鍼灸でガンが治る?

大成堂では、基本的に鍼灸でガンが治るという立場は取っていません。

鍼灸によって免疫力が高まることで、ガンの状態が良い方向に向かうことは考えられますが、鍼灸単独でガンが治るところまでいくことはほとんどないと思われます。

西洋医学、漢方、またその他のさまざまな療法も一緒に活用していくことが一番だと考えます。

(昼休み13:30~15:00は電話がつながりませんので、LINEかメールをご利用ください)

Call: 0270-21-8989