40歳 女性 群馬県 玉村町
臀部の痛み
飛び込みで来院。
明日、子供の運動会があるのだが、左臀部をギックリ腰のように痛めてしまい、なんとか明日に間に合わせたいとのこと。
腰を伸ばせない。
瘀血と腰臀部の局所の治療をおこなった。
使用したツボは、中封 太白 L4夾脊穴 屈伸 環跳etc
三週間後に来院。
前回治療翌日、何とか運動会は大丈夫だった。
現在、臀部はやや違和感がある程度。
首から肩が気になる。
頭がふわふわする。
ストレートネックと言われたことがある。
前回の治療に加え、椎骨脳底動脈血流の不全を解消する治療もおこなった。
加えたツボは四瀆、崑崙、天柱、風池。
この後、三週から四週に一回のペースで定期的に来院するようになる。
生理周期にあわせて調子が悪くなったり、強いストレスがあった時に調子が悪くなったり、無理をして体を痛めて調子が悪くなったりと、その時々の体のトラブルに対処している。
現在、三年経過。
毎回治療をしていくことで体が楽になるため、定期的に継続して現在も来院中。
この患者さんは、いろいろとストレスを抱えていて、単に体の治療だけでは追いつかない状況でした。
実の父親との確執や、お子さんのこと、ご主人のこと、さまざまな問題が発生した時に、その悩みを打ち明けられました。
その悩みに耳を傾けつつ、体の治療をしていきました。
時には、治療に入る前に長い時間話を聴いたこともありました。
これは中国医学でいう、「治神」というものになります。
中国医学の古い書物には「治神」の重要性が書かれていて、体の治療をする前にまず「治神」をせよと書かれています。
神とは中国医学で、意識、精神活動のことになります。
それを治すということですので、心に対するアプローチと解釈できます。
この「治神」を大成堂では重視しているため、結果的に多くの患者さんから「丁寧に話を聴いてもらえる」と言われるようになったのだと思います。
大成堂中医針灸院
院長 藤田 勇
脳の反射を利用した刺さない鍼を用いて、
病院で検査や治療を受けても解消しない体の悩みに
どうしていいのかわからない人たちを治療。
大学病院(日本医科大学・自治医科大学)で
計10年以上鍼灸外来を担当。
鍼灸臨床歴20年、のべ19,000人以上を治療。
刺す鍼から、刺さない鍼へ
刺さない鍼は、ハーバード大学で認められた鍼灸治療スタイルと、
中国でレジェンドと呼ばれる老師達に学んだテクニックを組み合わせ、
日本で多くの先生達から学んだ知識と技術、
解剖学、生理学、心理学といった西洋医学の知識、
さらに20年の臨床現場での経験を組み合わせて熟成させた、
大成堂オリジナルの技術。
(昼休み13:30~15:00は電話がつながりませんので、LINEかメールをご利用ください)