33歳 女性 会社員 邑楽郡
顔面痙攣 顔のピクピク
5,6年前から左の鼻の横がピクピクするようになったのが始まり。
だんだんとピクピク痙攣する場所が広がって、左目の下、左目の上、右鼻までもピクピクするようななってきていました。
1ヶ月前にボトックスを注射して、左鼻の横だけは軽くなったものの、そのほかの場所は痙攣は変わりませんでした。
他の鍼灸院で、鍼治療を3ヶ月ほど受けても痙攣は変わりませんでした。
1週間前より、抑肝散という漢方薬を飲むようになって、少し良いような気がしているとのこと。
来年結婚を考えているが、この状態だと結婚できないので、それが一番の悩みだと言われていました。
大成堂に来院する前に行った鍼灸院では、顔に直接たくさんの鍼を刺されたそうです。
顔面麻痺ではなく、顔面痙攣の場合は、直接顔に鍼をしない方が治ります。
顔から、首、肩まで緊張が強かったので、それを直接その部分には鍼をせずに緩めていきました。
また、顔のピクピク、顔面痙攣には特効穴がありますので、それも使って治療をしていきました。
週に一回のペースで治療。
初回の治療で、右の鼻の横のピクピクはほとんど出なくなりました。
2回目の治療で、右はほぼ大丈夫の状態に、左も目の上下が少しピクピクするのみに。
3回目の治療で、左もこわばり感があるのみで、ピクピクはしなくなりました。
5回の治療で、右はまったく違和感もない状態。左は違和感がある程度でピクピクは無くなりました。
その後も、2週に一回、月に一回と治療間隔を広げていきましたが、ピクピクが出ることはありませんでした。
現在も月に一回のペースで予防、メンテナンスの目的で通われていますが、疲労やストレスがたまって体調が悪い時に、左の顔に違和感を感じる程度です。
院長である私(藤田)が、天津に鍼の名人を訪ねて修行をしていた時の話です。
ちょうど同時期に、顔面麻痺患者さんと、顔面痙攣の患者さんがやって来ました。
麻痺と痙攣の違いはありましたが、同じ顔の症状にもかかわらず、
その鍼の名人は、二人に対してまったく違うツボを使って治療をしたのでした。
顔面麻痺の患者さんには直接顔に鍼をして、
顔面痙攣の患者さんには顔に鍼をしない対照的な治療が鮮明に記憶に残ったものでした。
大成堂の顔面痙攣の治療は、この流れをくむものです。
そして、私自身が一度顔面のピクピクが長く続いたことがあり、その時に見つけたピクピクを止める特効穴を組み合わせて治療していくものです。
大成堂中医針灸院
院長 藤田 勇
脳の反射を利用した刺さない鍼を用いて、
病院で検査や治療を受けても解消しない体の悩みに
どうしていいのかわからない人たちを治療。
大学病院(日本医科大学・自治医科大学)で
計10年以上鍼灸外来を担当。
鍼灸臨床歴20年、のべ19,000人以上を治療。
刺す鍼から、刺さない鍼へ
刺さない鍼は、ハーバード大学で認められた鍼灸治療スタイルと、
中国でレジェンドと呼ばれる老師達に学んだテクニックを組み合わせ、
日本で多くの先生達から学んだ知識と技術、
解剖学、生理学、心理学といった西洋医学の知識、
さらに20年の臨床現場での経験を組み合わせて熟成させた、
大成堂オリジナルの技術。
(昼休み13:30~15:00は電話がつながりませんので、LINEかメールをご利用ください)