51歳 女性 埼玉県 熊谷市
不正出血 更年期
三ヶ月前から不正出血がある。
子宮筋腫があって、筋腫切除、分娩をした。
その後から不正出血がはじまる。
婦人科では、ホルモンバランスの問題と言われ、閉経治療は半年かかると言われている。
40代後半から、生理不順、月経過多はあった。
現在、ピルと鉄剤を服用している。
以前、子宮内膜症だった。
女性ホルモンバランス療法を、週に一回で三ヶ月間することにした。
瘀血、副腎疲労、骨盤内血流不全、扁桃弱体などの状態が見受けられたので、それぞれに対応するツボを使用した。
また首にも問題があったので、首を緩めるための治療、そして腰を緩めるための治療も同時におこなった。
使用したツボは、陰陵泉 左中封 照海 曲池 陰交 次髎 環跳etc
一回目治療の三日後、生理の量が増え、生理痛のような痛みも出現した。ソケイ部が張ったような感じ。
出血が多量で、昼でも夜用の生理用品を使わないといけない状態。
二回治療の三日後も、また大量に出血。レバー状の塊が大量に出た。今回は痛みは無かった。
婦人科へ行って、ホルモン補充療法をするかするかどうか迷っているとのことなので、まずは三ヶ月間女性ホルモンバランス療法やってみるようススメた。
三回目の治療後、出血が止まる。
その後も同様の治療を週一ペースで継続。多量の不正出血は止まったまま。
三ヶ月間の治療期間の中で、五十肩の痛みが出たので、その治療も並行しておこなった。
不正出血はなくなり、ホルモン補充療法をおこなわずに、スムーズに閉経を向かえることができて、治療も終了となった。
治療を開始して直ぐに、不正出血が多量になりました。
レバー状の血の塊もたくさん出て、瘀血が排出されていることは明白でした。
しかし、あまりにも大量の出血なので、患者さんも大丈夫なのか心配されていました。
婦人科の受診と並行して鉄剤も服用しながらの治療であったこともあり、瘀血が出きれば出血は止まると見越し、患者さんには様子を見ていてもらうようにお伝えしました。
しかし、その状態が三週間続いたので、流石にそろそろ考えないといけないと思っていたところ、出血がピタッと止まり一安心でした。
瘀血がある場合、それが体外に排出される現象が起こるケースは多くあります。
閉経間近で、生理が何ヶ月も来ていない患者さんなど、治療をすると生理が一定期間の間また生理が来始めます。(もちろん最終的には閉経します)
それほど瘀血治療は血のめぐりを良くし、停滞した古血を外に出してくれるのです。
瘀血治療は大成堂の女性疾患専門治療メニューである女性ホルモンバランス療法の一部です。
大成堂中医針灸院
院長 藤田 勇
脳の反射を利用した刺さない鍼を用いて、
病院で検査や治療を受けても解消しない体の悩みに
どうしていいのかわからない人たちを治療。
大学病院(日本医科大学・自治医科大学)で
計10年以上鍼灸外来を担当。
鍼灸臨床歴20年、のべ19,000人以上を治療。
刺す鍼から、刺さない鍼へ
刺さない鍼は、ハーバード大学で認められた鍼灸治療スタイルと、
中国でレジェンドと呼ばれる老師達に学んだテクニックを組み合わせ、
日本で多くの先生達から学んだ知識と技術、
解剖学、生理学、心理学といった西洋医学の知識、
さらに20年の臨床現場での経験を組み合わせて熟成させた、
大成堂オリジナルの技術。
(昼休み13:30~15:00は電話がつながりませんので、LINEかメールをご利用ください)