45歳 女性 群馬県 伊勢崎市
平成28年1月
首肩こり めまい
20代後半から肩こりを感じるようになり、35才ごろより背中の張りまで出るようになる。
夜寝ている時に、大胸筋の凝りで目が覚めるようになった。
天候の悪い日、雨の前に状態が悪くなっていたが、最近ではそれほど影響を受けないようになってきた。
肩こりがひどくなってくると、頭痛も出てきて、気持ち悪くなる。
週に一回のペースで治療をスタート。
頸椎の問題、椎骨脳底動脈の問題、瘀血の問題、菱形筋に問題があり、それに対する治療をおこなった。
使用したツボは、三陰交 陰陵泉 四瀆 生辺 膏肓 崑崙 天柱 風池 etc
一回目の治療後、10→4程度に軽減。今日は6~7に戻った。
三回目の治療後、全体的には大丈夫な状態。昨日はやや肩が張っていた。
夏は体調をくずしやすく、頭痛、手の震えがでることがある。
四回目の治療時、円形脱毛症の相談を受け、その治療も加える。
※症状が改善してきたため、ここから二週に一回の治療ペースに変更。
その後二ヶ月間、四回の治療をおこない、症状安定しているので略治として終了となる。
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半年後に、突発性難聴になり発症一週間後に来院。
病院でステロイド治療を受けている。
週一回の治療で合計三回の治療で、耳の問題は無くなり略治として終了。
この患者さんは、大成堂に通院されていた職場の同僚に紹介されて来院された方でした。
肩こりがひどく、頭痛にまで発展することもありました。
治療の経過中に、上司がストレスとなり、円形脱毛症になってしまいます。
そのため、その治療も同時に行っていきました。
ストレスを受けると体に出やすい状況で、後に突発性難聴にもなってしまいました。
肩こり、円形脱毛症、突発性難聴とも、ストレスが原因で起こりうる症状です。
東洋医学では「肝」の問題になってきます。
ストレスによって「肝」の働きに影響が及ぶと「気」のめぐりが悪くなります。
「気」のめぐりが悪くなると「血」のめぐりも悪くなり、「血余」と呼ばれる髪に栄養が行かず脱毛してしまいます。
突発性難聴は、ウイルスの感染と血流障害が原因と西洋医学的には考えられていますが、東洋医学からも「血」のめぐりが悪いことで発症すると考えます。
以上から、東洋医学的な考えでは、気血をめぐらせることで、三つの違った症状が一つの治療方針で改善させることができたわけです。
大成堂中医針灸院
院長 藤田 勇
脳の反射を利用した刺さない鍼を用いて、
病院で検査や治療を受けても解消しない体の悩みに
どうしていいのかわからない人たちを治療。
大学病院(日本医科大学・自治医科大学)で
計10年以上鍼灸外来を担当。
鍼灸臨床歴20年、のべ19,000人以上を治療。
刺す鍼から、刺さない鍼へ
刺さない鍼は、ハーバード大学で認められた鍼灸治療スタイルと、
中国でレジェンドと呼ばれる老師達に学んだテクニックを組み合わせ、
日本で多くの先生達から学んだ知識と技術、
解剖学、生理学、心理学といった西洋医学の知識、
さらに20年の臨床現場での経験を組み合わせて熟成させた、
大成堂オリジナルの技術。
(昼休み13:30~15:00は電話がつながりませんので、LINEかメールをご利用ください)