39歳 女性 群馬県 前橋市
手首の痛み 腱鞘炎
左て腱鞘炎。2年前に、重い物を持った時にいためてからずっと痛い。
整形外科で腱鞘内注射をしたりした。
その後にまた痛め、くせになってしまったような気がする。
リハビリを開始して、ずっと継続していたが、改善もある程度止まりで、一年ほど前に辞めてしまった。
2年前にバセドウ病と診断される。
体重35㎏ 食欲亢進
胃腸弱い 脂っこいものダメで整腸剤を服用している
扁桃弱体、胃腸強化、バセドウに対するツボを使用した。
また首にも問題があったため、首を緩める治療も同時におこなった。
使用したツボは、陰陵泉 四瀆 曲池 築賓 中脘 関元etc
一回目の治療後、腱鞘炎の痛みは良い感じ。使い過ぎた後に出る痛みの状態も、以前より比較にならない程軽い。
二回目の治療後、手を動かしたときの痛みはほとんど無い。押しても痛くない。
二回の治療で、略治となった。
この患者さんは、バセドウ病ということもあり、非常に痩せていて筋肉量も少ない体でした。
また生理の周期が長く、約7週間隔でした。
腱鞘炎の原因として、女性ホルモンの乱れや、筋肉量の少なさがあげられていますが、この患者さんは両方ともその原因を持っていました。
腱鞘炎になった原因の仕事や作業などが辞められない場合、腱鞘炎は長引いて増悪傾向になりますが、今回の患者さんはそのような状況ではなかったにもかかわらず、二年間も腱鞘炎がこじれていました。
その理由も、二つの原因を持っていたことがその要因だと考えられます。
しかし鍼灸によって、こじれていた状態から改善に向かう状態に変わることが出来たわけです。
これも、腱鞘炎という表に現れた症状だけを見るのではなくて、その奥に潜んでいる根本の原因に対して施術をしていったからだと考えられます
大成堂中医針灸院
院長 藤田 勇
脳の反射を利用した刺さない鍼を用いて、
病院で検査や治療を受けても解消しない体の悩みに
どうしていいのかわからない人たちを治療。
大学病院(日本医科大学・自治医科大学)で
計10年以上鍼灸外来を担当。
鍼灸臨床歴20年、のべ19,000人以上を治療。
刺す鍼から、刺さない鍼へ
刺さない鍼は、ハーバード大学で認められた鍼灸治療スタイルと、
中国でレジェンドと呼ばれる老師達に学んだテクニックを組み合わせ、
日本で多くの先生達から学んだ知識と技術、
解剖学、生理学、心理学といった西洋医学の知識、
さらに20年の臨床現場での経験を組み合わせて熟成させた、
大成堂オリジナルの技術。
(昼休み13:30~15:00は電話がつながりませんので、LINEかメールをご利用ください)