目の奥が痛くなるタイプの頭痛があります。

酷い人になると、「目をくり抜いてしまいたい!」という程になることもあります。

 

この目の奥の痛みは、「目」そのものではなくて「首」が原因の場合が本当に多くあります。

 

首のどこに問題があるかというと・・・

 

目の奥の痛みを引き起こす頚板状筋

 

トリガーポイントシリーズ①でご紹介した後頭下筋群も含め、首の後ろの筋肉はさまざまな痛みを引き起こしてきます。

 

その中の一つ、頚板状筋にトリガーポイントが発生すると、目の奥に痛みを感じるようになります。

 

 

頚板状筋に発生するトリガーポイントは2ヵ所あります。

この中で、下部のトリガーポイントは首の付け根の痛みを引き起こすのみですが、上部のトリガーポイントは目の奥に痛みが広がります(関連痛)。

 

 

このように書いてはきましたが、目の奥の痛みの原因すべてが頚板状筋のトリガーポイントだとは言いません。

首の他のポイントも関係してきます。

 

首のトリガーポイント①や②で紹介してきた、後頭下筋群や僧帽筋も関係がありますし、今後紹介する予定の、後頚筋群も関係してきます。

 

後頚部と目の関係

 

後頚部には目と関係のあるツボが沢山あります。

なぜでしょうか?

 

視覚を主る中枢の、大脳視覚野が後頭部にあるのが一つの原因だと思われます。

 

視覚の問題を治療するときに使うスクリーン穴と呼ばれるツボがありますが、首のトリガーポイント②で紹介した僧帽筋が後頭部に付着する付近にあります。

 

また天柱や風致も目の症状によく使われるツボです。

 

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