喉の詰まり、後鼻漏（こうびろう）、まとわりつく痰、原因不明のだるさやめまい、そして気分の落ち込み…。

上咽頭炎（じょういんとうえん）のつらい症状は、本当に苦しいものですよね。

耳鼻咽喉科でBスポット療法を続けているのに、なかなか症状が改善しない、あるいは一時的に良くなってもすぐにぶり返してしまう、と途方に暮れていませんか？

「このまま一生、この不調と付き合っていくしかないのか…」と諦めかけている方もいるかもしれません。でも、諦める必要はありません。

実は、Bスポット療法だけではカバーしきれない上咽頭炎の根本原因にアプローチする、別の治療選択肢があるんです。

この記事では、一般的な治療法以外の選択肢と、群馬県伊勢崎市にある刺さない鍼で心と体を整える大成堂中医針灸院が提供する、根本原因にアプローチする鍼灸（しんきゅう）治療について詳しくご紹介します。

あなたの「次の一手」が見つかるかもしれません。

Bスポット療法で改善しない上咽頭炎、次の治療を考える時

Bスポット療法（上咽頭擦過療法）は、上咽頭に直接薬剤を塗布することで炎症を抑える、上咽頭炎に対する有効な治療法の一つです。

しかし、それでも症状が改善しなかったり、慢性化してしまったりするケースが少なくありません。

耳鼻咽喉科での治療の限界と鍼灸治療の可能性

なぜBスポット療法だけでは治りきらないことがあるのでしょうか？

現代医学的な治療、特に耳鼻咽喉科では、主に局所の炎症を抑えることに焦点が当てられます。確かに、上咽頭の炎症を直接治療することは重要です。

しかし、上咽頭炎が慢性化している場合、その背景には、自律神経の乱れ、体質の偏り、ストレス、生活習慣の乱れなど、身体全体のバランスの問題が潜んでいることが非常に多いのです。

これらの根本原因が解決されない限り、いくら局所の炎症を抑えても、症状が繰り返し現れたり、他の不調（めまい、頭痛、倦怠感、不眠、気分の落ち込みなど）を併発したりする可能性があります。

そこで注目されるのが、身体全体のバランスを整え、根本原因にアプローチする東洋医学の考え方です。特に鍼灸治療は、西洋医学とは異なる視点から身体を診て、自然治癒力を高めることを目指します。

上咽頭炎治療の一般的な選択肢とそれぞれの特徴

上咽頭炎の治療法は、Bスポット療法以外にもいくつか選択肢があります。それぞれの特徴を見てみましょう。

• 薬物療法（内服薬・点鼻薬）: 抗炎症薬、アレルギー薬、粘液調整薬などが処方されます。炎症やアレルギー反応を抑えたり、痰や鼻水を出しやすくしたりすることが目的です。症状の一時的な緩和には有効ですが、根本的な解決には繋がりにくい場合があります。
• 生活習慣の改善: 食事の見直し、質の良い睡眠、ストレス管理、適度な運動など、日々の生活習慣を改善することは、上咽頭炎の症状を和らげ、再発を防ぐ上で非常に重要です。前回の記事「上咽頭炎を根本から改善！今日から始める生活習慣の改善策」でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
• 心理療法・自律神経調整療法: ストレスや自律神経の乱れが強い場合に、心理カウンセリングや自律訓練法などが用いられることがあります。
• 漢方薬: 東洋医学の考えに基づき、個々の体質や症状に合わせて処方されます。身体全体のバランスを整え、自然治癒力を高めることを目指します。

東洋医学が考える上咽頭炎の根本原因とは

東洋医学では、上咽頭炎そのものは結果であって、それは根本的な原因ではないからと考えます。

なぜ上咽頭炎になってしまうか。というよりも、上咽頭の機能が落ちてしまうことが問題になります。

上咽頭の機能が落ちてしまう原因は、首の詰まり、わかりやすくいうと凝りの最上級、専門的にはトリガーポイントと呼びます。

このトリガーポイントがあることで喉周りの血流が悪くなってしまい、血液が上咽頭に巡らなくなってしまうと、機能が落ちてしまいます。

本来上咽頭は体の外からの感染に抵抗する機能がありますが、機能が落ちてしまうと上咽頭そのものが感染にやられてしまい炎症を起こしてしまいます。

なので首の詰まりを取り除いて、首回りの血流を良くすることなく、上咽頭だけをBスポットで消毒しても炎症が下火になることはあっても鎮火までは至らないのです。

大成堂中医針灸院の鍼灸治療が上咽頭炎に有効な理由

大成堂中医針灸院では、Bスポット療法では改善しなかった上咽頭炎に対し、東洋医学に基づいたオーダーメイドの鍼灸治療を提供しています。

「気」「血」「水」のバランスと「五臓」の乱れを整える鍼灸の力

当院の鍼灸治療では、まず患者様一人ひとりの体質や症状を詳細にカウンセリングをした上で、お体がどのようになっているか検査をします。

そして、「気」「血」「水」のバランスとどの「五臓」が乱れているのかを特定します。

その上で、刺さない鍼によって滞った気の流れを改善し、血行を促進し、体内の余分な水分を排出しやすくします。

自律神経の乱れに対するアプローチ

上咽頭炎の症状に限らず自律神経の乱れが問題の中心になります。

この自律神経の乱れを整えることが大成堂の刺さない鍼が得意とするところになります。

自律神経に直接働きかけ、過剰に緊張した交感神経を鎮め、リラックスを促す副交感神経を優位にする効果が期待できます。

このため全身の血流が改善し、免疫力が高まり、喉の不快感や全身のだるさ、めまい、さらにはそのほかの様々な症状の緩和に同時にアプローチすることができます。

喉の詰まり、後鼻漏、痰の軽減メカニズム

鍼灸治療は、上咽頭の炎症を直接鎮めるだけでなく、以下のメカニズムで喉の詰まり、後鼻漏、痰といった症状の軽減を目指します。

• 血行改善: 上咽頭への血流が改善することで、炎症物質の排出が促進され、粘膜の修復が早まります。
• 粘液分泌の調整: 鍼灸刺激により、粘膜の過敏性が緩和され、後鼻漏や痰の過剰な分泌が調整されることが期待できます。
• 筋肉の緊張緩和: 喉周辺の筋肉の緊張が和らぐことで、喉の詰まり感や異物感が軽減されることもあります。

上咽頭炎で気持ちが落ち込む方へのサポート

長引く上咽頭炎の症状は、精神的なストレスとなり、気分の落ち込みに繋がることも少なくありません。

そしてその気分の落ち込みが自律神経を乱して、治りにくい環境を作ってしまいます。

刺さない鍼そのものに不安感やイライラといった精神的な不調も和らげる効果が期待できますし、また施術中に心がリラックスできるように東洋医学的カウンセリングも併用することで、気持ちが前向きになり、症状に対する不安も軽減されるでしょう。

当院では、心身両面からのサポートを大切にしています。

鍼灸治療で期待できる効果：症状の改善と体質改善

大成堂中医針灸院の刺さない鍼では、単に一時的な症状の緩和だけでなく、以下のような効果が期待できます。

• 上咽頭炎による喉の詰まり、後鼻漏、痰の軽減
• 自律神経のバランスの改善による全身のだるさ、めまい、不眠の緩和
• 免疫力向上による炎症の再発予防
• ストレス軽減と気分の改善
• 身体全体の体質改善と自然治癒力の向上

当院では、刺さない鍼の施術を受ける一人ひとりの状態に合わせて、最適な治療計画を立てて施術を行っていきます。

当院の上咽頭炎治療の流れと患者様の声

大成堂中医針灸院での上咽頭炎治療は、丁寧なカウンセリングと東洋医学的な診察から始まります。患者様の症状や体質をしっかり把握した上で、最適なツボを選び、鍼やお灸を施します。

施術中は、リラックスして過ごせるよう、細やかな配慮を心がけています。

多くの患者様から、「Bスポット療法でも治らなかった喉の不調が楽になった」「全身のだるさが改善され、気持ちが前向きになった」「夜ぐっすり眠れるようになった」といった喜びの声をいただいています。

具体的な治療の流れや患者様の事例、料金については、当院の専門ページで詳しくご紹介しています。

【大成堂中医針灸院】上咽頭炎でお悩みの方へ

Bスポット療法を受けても改善しない上咽頭炎のつらい症状に、もう一人で悩む必要はありません。群馬県伊勢崎市の大成堂中医針灸院では、東洋医学に基づいた刺さない鍼で、あなたの症状の根本原因にアプローチし健康な身体と幸せな生活を取り戻すお手伝いをします。

諦めかけていたその不調の改善を一緒に目指しませんか？

当院での上咽頭炎治療の事例や料金、施術内容など、さらに詳しい情報は、以下の専門ページでご確認いただけます。

大成堂中医針灸院 上咽頭炎専門ページはこちら

まずは一度、お気軽にご相談ください。

院長 藤田勇

大成堂中医針灸院
院長 藤田 勇

脳の反射を利用した刺さない鍼を用いて、
病院で検査や治療を受けても解消しない体の悩みに
どうしていいのかわからない人たちを治療。

大学病院(日本医科大学・自治医科大学)で
計10年以上鍼灸外来を担当。

鍼灸臨床歴20年、のべ19,000人以上を治療。

刺す鍼から、刺さない鍼へ

刺さない鍼は、ハーバード大学で認められた鍼灸治療スタイルと、
中国でレジェンドと呼ばれる老師達に学んだテクニックを組み合わせ、

日本で多くの先生達から学んだ知識と技術、
解剖学、生理学、心理学といった西洋医学の知識、
さらに20年の臨床現場での経験を組み合わせて熟成させた、
大成堂オリジナルの技術。