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【改善事例】脊髄小脳変性症が発生し一人暮らしで将来が不安な50代男性

50歳 男性 群馬県 高崎市

主訴

脊髄小脳変性症 体のふらつき 話がしづらい 字が書けない 

症状

4年前に、ズボンをはくときにふらついたのが最初の症状だった。

更に、ろれつも少し回らないのに気がついた。

その後、だんだんそれらの症状が、少しずつではあるが強くなってきた。

2年後、群大で脳のMRIを撮影するも、特に異常が見つからず、経過観察となった。

その1年後、群馬中央病院で、脊髄小脳変性症と診断される。

診断された時から、症状が一気に進んだ気がする。

現在、2ヶ月に一回受診し、薬が処方されている。

便通不規則。

3歳の時に交通事故、5歳の時に自転車で転倒し、額に大きな傷痕あり。

仕事で役職についていて、部下への指示や、会議などで支障が出始めている。

パソコンのキーボードも打ちにくくなっている。

出来れば定年まで働きたいと考えている。

また、一人ぐらしなので、この先もスムーズに日常生活が送れるようでいたい。

治療

週一回のペースで治療をスタート。

椎骨脳底動脈血流促進のための治療を中心に、頭や口のツボに鍼をおこなった。

経過

一回目の治療後、それまで感じていた、気の遠くなるようなフラーとする感じが軽減。

日常の動作も早くなったとのこと。

ただ、ろれつは変化が無かった。

二回目の治療では、一回目の治療に加え、額の傷に対する治療をおこなった。

体に残る傷痕は、一見治っているような古いものでも、体に悪影響を及ぼすことがあります。

そのため傷痕チェックをして、それが症状に関与している可能性がうたがわれたら、傷痕治療を加えていきます。

部下の前で10分話をすると、息が切れてしまう。

三回目の治療では、ろれつが今一つ改善傾向が見られなかったので、傷痕治療の時に発声練習も加えた。

治療後、調子よい。半年前の状態にもどった感じ。

言葉が出るようになった、意欲が出るようになったとのこと。

その後も、同様の治療を同じペースで三ヶ月継続していき、良い状態を保つことが出来ていた。

ただ、字を書くときの震えは、今一つ改善が見られなかった。

三ヶ月を経過したところで、鍼灸治療を受けた後は三日間が特に調子よく、その後下り傾向になるので、週に二回の治療を受けられないかと患者さんから尋ねられたため、治療ペースを週に二回に変更する。

そのペースで三ヶ月治療を継続。

治療継続の中で、ぎっくり腰になったり、五十肩になったりといろいろな体のトラブルが起こったので、それにも対処していった。

調子よく、一年前の状態に戻った感じと言っていた。

そんなある日、電車で東京に行く用事があり、電車に乗ろうとして転倒をしてしまう。

その後、腰や臀部の痛みのために夜中に目が覚めるような状態に。

二週間ほどダメージが残り、痛みやしびれがでていただ、段々とそれは治まっていった。

脊髄小脳変性症の状態としては、悪い方には行っていないとのこと。

しかし、治療はここまでとなってしまいました。

この患者さんは、車の運転を自分でしながら通院をしていました。

その車の運転が、徐々に不安になってくるようになってしまい、通院をストップしたいとの申し出が患者さんからあり、治療はここでストップとなってしまいました。

脊髄小脳変性症の鍼灸治療

大成堂では、比較的多くの脊髄小脳変性症の患者さんが来院されています。

これほど脊髄小脳変性症の患者さんが訪れる鍼灸院は、他ではほとんど無いかと思われます。

きっかけは、一人の脊髄小脳変性症の患者さんからでした。

その方が、インターネットで当院のことを見つけて来院されたのです。

はじめての脊髄小脳変性症の患者さんでしたが、大成堂のメインスタイルとなる鍼灸治療である、長野式鍼灸治療法では症例もあったため、それを参考に治療を開始しました。

また、ハーバード大学医学部で長野式鍼灸治療法を教えられている、松本岐子先生のセミナーに、その患者さんを連れて行って、治療の教えを直接受けに行ったりもして、試行錯誤をしながらはじめての脊髄小脳変性症の患者さんの治療を続けました。

そのかいあって、その患者さんも、歩行のふらつきの改善や、ろれつの改善などの効果がみられ、とても感謝していただきました。

脊髄小脳変性症の鍼灸治療の課題

脊髄小脳変性症は進行性の病変です。

そのため。腰痛や首肩こりのように、ある一定の期間治療をしたら良くなって、治療終了とはいきません。

治る病気ではありません。

治らないまでも、さまざまな症状を改善させ、その状態を維持していく必要があります。

また、病気そのものも、できたら進行をストップ、もしくは進行を遅らせるという心づもりで治療をおこないます。

そのため、ずっと治療を継続していくことになります。

ある程度の期間は継続できるのですが、これが何年もとなると、自費の治療と言うこともあり段々と継続することが難しくなってしまいます。

治療をストップしてしまうと、また進行してしまう可能性が高いので、それまでやった治療が無駄になってしまう可能性が高いので、できたら月一ペースにまでもっていっても治療を継続していきたいのですが、さまざまな事情で上手く行きません。

このため、大成堂では「脊髄小脳変性症の治療をおこないます!」と前面に押し出すことはしていません。

患者さんの声の中に、脊髄小脳変性症の患者さんのものがあり、それを見つけられてくる患者さんにのみ治療をスタートしているのが現状です。