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【改善事例】20年来の脊髄小脳変性症に悩む50代女性

患者

59歳 女性 群馬県 安中市

初診

平成20年8月28日

主訴

歩行困難 ふらつき 

症状

20年前から。最初、美容院でふらついていることを指摘されて気がついた。また同時期に、しゃべりにくい、歯が浮いたような感じになるなどの症状も出るようになった。

最初は病院に行って検査をしてもらっても原因がわからず、脳梗塞の薬が出されていたが、その後に脊髄小脳変性症と診断され、セレジストが処方されるようになった。

まだその当時は、他人に気がつかれない程度の状態で、13年間は症状が進行することもなくほとんど変わる事がなく同じような状態が続いていた。

7年前にそれまでの仕事を辞めて、新しい仕事に就いたころより歩行状態が悪くなりはじめ、またぐ動作がこわい、体重移動がスムーズにできないなど歩行困難の症状が出るようになった。

現在の状態は、言葉がでにくい(ろれつが回らない)、眼振、キャップを指先でつかもうとすると落としてしまう。字が書きにくい、首と上半身の揺れ、ふらつき歩行(杖使用)

東京の中医針灸院に一週間に二回通院して鍼灸治療を受けていたが、院が移動して通院時に歩かなければならない機会が増えてしまったこともあり、また、週二回東京まで行くことも大変になって来たので、群馬県で良い鍼灸院を探していた。

治療

週に一回のペースで治療をスタート。

頸椎の問題があって、椎骨脳底動脈不全も認められた。

脳への血流を改善していくことは、脳疾患に対しては大変重要である。

椎骨脳底動脈が脳へ流入していく経路には、ダイレクトに小脳にコンタクトしているので、この血流をあげることは特に必要なことである。

使用したツボは、中封 四瀆 陰谷 曲泉 上脘 中脘 下脘 頭皮鍼 攅竹 魚腰 etc

経過

四回目の治療時に、構語障害(言葉の出が遅い、ろれつが回らない)に対する治療も希望されたので、新たに人中、素髎、下顎のツボもくわえるようになる。

五回目の治療後、大方の状態は大きく変わらないが、ここ最近背筋が伸びるようになって姿勢が良くなった。歩行時、足の蹴り方に力が入るようになった。

七回目の治療後、歩くきやすく調子良い感じに、構語障害(言葉の出が遅い、ろれつが回らない)も、以前より良い感じになってきた。

この後も、週一回のペースで3年間にわたり通院。

脊髄小脳変性症の治療を継続しつつ、胃の調子の悪さ、疲労感、頭痛、気分の落ち込み、むせる等の訴えが出ると、その都度それらの症状にも対処していった。

歩行困難は治療直後は良くなるが、その後もとに戻ってしまう、ことを繰り返していたが、長いスパンでも改善傾向を示していた。

治療のふりかえり

当院での初の脊髄小脳変性症の患者さんで、この方をきっかけに大成堂では脊髄小脳変性症の患者さんを治療する機会が増えました。

約3年間通院をされていましたが、脊髄小脳変性症は進行性の病気ですので、長期の継続治療をが必要です。

治療直後は歩行困難も構語障害(言葉の出が遅い、ろれつが回らない)も軽減し、その後もとに戻るということの繰り返しをしていましたが、長期のスパンでは改善傾向を示して、以前はできなかった動作が出来るようになったりしていました。

娘さんがうつ病で、家庭に問題があり、そのことでこの患者さんもうつっぽくなってしまうことがあり、そういった時には症状も悪化していました。

症状の進行を遅くする、できたらストップさせることを目標に治療を継続しましたが、改善傾向を示した症状もあり、治療としては成功だったと思われます。

お一人で来院できないので、いつもご主人に車に乗せてもらってきていましたが、ご主人のお仕事の関係で乗せて来てもらえなくなってしまい、残念ながら治療終了となってしまいました。

この患者さんのお蔭で、脊髄小脳変性症の治療に対する理解を深めることができました。